研究課題/領域番号 |
24720015
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
哲学・倫理学
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研究機関 | 早稲田大学 (2013-2014) 九州大学 (2012) |
研究代表者 |
岩田 圭一 早稲田大学, 文学学術院, 教授 (00386509)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2014年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2013年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2012年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | アリストテレス / 形而上学 / 実体論 / 本質 / 現実態 / 可能態 / 魂論 / 共通感覚 / 形相 / 魂 / 感覚 / 存在論 / 質料 / 普遍 |
研究成果の概要 |
本研究は「本質」と「現実態」の意義を明らかにすることを目的として、それらの概念が主題的に論じられる『形而上学』中核諸巻(ΖΗΘ巻)の実体論について総括的な研究を行った。「現実態」概念の意義を考えるにあたって考察する必要のある「可能態-現実態」論に関しては、存在論だけでなく、『魂論』第2巻から第3巻にかけて論じられている感覚論も取り上げ、その対概念の多様な用法を見るとともに、共通感覚に関する論述のうちに内省的意識の働きへの関心を読み取り、アリストテレスの感覚論の現代的意義について考察した。
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