研究課題/領域番号 |
24720025
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
印度哲学・仏教学
|
研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
馬場 紀寿 東京大学, 東洋文化研究所, 准教授 (40431829)
|
研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2016-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
|
配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2013年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2012年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
|
キーワード | サンスクリット / パーリ語 / 上座部 / 大寺派 / 宝篋印経 / パーリ仏典圏 / パーリ語主義 / 初期仏典 / 伝承史 / 律典 / 四阿含 / 韻文経典 / パーリ仏典 / 上座部大寺派 / 説一切有部 / 漢訳 / チベット訳 / 四ニカーヤ / 『宝篋印経』 |
研究成果の概要 |
パーリ仏典と北伝資料との比較研究を進める過程で、南アジア・東南アジアでサンスクリット語が普遍語としての地位を確立していた4世紀から13世紀、インド本土の仏典がサンスクリット化され、またサンスクリットで編纂されたのに対し、なぜスリランカの上座部大寺派が伝承した仏典はパーリ語で伝承されたのか、その理由の一つを明らかにした。その研究成果は(1)スリランカから東アジアへ渡ったサンスクリット大乗経典、(2)上座部大寺派のパーリ語主義、(3)パーリ仏典圏の形成にかんする論文として発表した。
|