研究課題/領域番号 |
24720045
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
美学・美術史
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研究機関 | 愛媛大学 (2013-2014) 大阪大学 (2012) |
研究代表者 |
上原 真依 愛媛大学, 教育学部, 講師 (90609463)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2013年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2012年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | イタリア / 祭壇画 / カルロ・クリヴェッリ / 19世紀美術市場 / マルケ地方 / 19世紀美術品市場 / 美術史 / 国際情報交換 |
研究成果の概要 |
イタリアおよびイギリスでの古文書館調査の結果、19世紀にどのようにカルロ・クリヴェッリの祭壇画が発見され、分解・売却されたのか、独立した「タブロー」としての受容の様相を明らかにした。特にヴァチカン絵画館所蔵の祭壇画については、アスコリ・ピチェーノのサン・グレゴーリオ・マーニョ聖堂由来であることが新たに判明した。 さらに、ファブリアーノの私立文書館にて、貴族カミッロ・ラメッリの覚書を調査した結果、ウォルターズ美術館の《聖母子》が同地由来である可能性を示すことができた。 これらの調査は、マルケ地方におけるクリヴェッリ派の広がりを検証するという、次の研究課題につながる成果を挙げた。
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