研究課題/領域番号 |
24720049
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
美学・美術史
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
菅原 裕文 早稲田大学, 付置研究所, その他 (40537875)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2013年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2012年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | ビザンティン聖堂 / 後期ビザンティン / 図像プログラム / プラティテラ型 / 聖母子像 / アプシス装飾 / キリスト受難伝 / 受難劇 / ビザンティン文学 / ビザンティン典礼 / 儀礼化 / Ritualization / 聖所 / アプシス |
研究概要 |
本研究は後期ビザンティン聖堂(13~15世紀)における図像プログラムの儀礼化の一端を明らかにするものである。儀礼化とは典礼の変化に伴う、建築形態の変化・新図像の創出・図像プログラムの変化といった諸現象を指す。 後期ビザンティンでは、図像プログラムが以前の時代と比して複雑化・多層化する。本研究を通じて、アプシスには複数の教義を含意する多義的な図像を好むようになったこと、受難伝図像が大幅に増補された背景には文学の分野における受難伝の大衆化があったことが明らかになった。
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