• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

有職家高橋宗直とその門弟についての研究

研究課題

研究課題/領域番号 24720094
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 日本文学
研究機関大阪大学

研究代表者

勢田 道生  大阪大学, 文学研究科, 助教 (40580668)

研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2013-03-31
研究課題ステータス 中途終了 (2012年度)
配分額 *注記
2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2013年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2012年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
キーワード近世文学 / 歴史研究 / 有職学
研究概要

本年度は主に、高橋宗直の著述の伝本調査と、高橋宗直の門弟・津久井尚重の歴史研究の様相について研究を行った。
前者については、第一に、高橋宗直の著述について、慶應義塾図書館魚菜文庫所蔵の高橋家旧蔵資料を閲覧・調査した。第二に、その他諸所に蔵される宗直の著述について、現物調査又は複写物の取り寄せにより、内容の確認を行った。第三に、宗直の著述のうち最も大部なものである『宝石類書』名古屋市蓬左文庫蔵本90冊について、閲覧・複写を行い、内容目録の作成を進めた。また同時に宗直の学問に大きな影響を与えたと考えられる野宮定基の『群記類鑑』(名古屋市蓬左文庫蔵、220冊)についても閲覧・複写を行って内容を調査するとともに、宗直への影響の可能性について検討した。そして、以上の調査を踏まえ、第245回大阪大学古代中世文学研究会にて、宗直の著述の内容とその思想的特徴についての見通しを報告した。
後者については、特に尚重著『南朝編年記略』における『大日本史』の影響に注目し、『南朝編年記略』の依拠資料について調査を行うとともに、諸所に蔵される『大日本史』の伝本および流布状況について調査を行い、『南朝編年記略』における『大日本史』利用の実態や影響について検討した。そして、以上の調査を踏まえ、第123回日本近世文学会大会にて、『南朝編年記略』における『大日本史』利用の様相について研究発表を行い、同発表の内容について、『近世文藝』誌への投稿を行った。

報告書

(1件)
  • 2012 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] 津久井尚重『南朝編年記略』における『大日本史』受容

    • 著者名/発表者名
      勢田道生
    • 学会等名
      第123回日本近世文学会大会
    • 発表場所
      福岡大学(福岡県)
    • 関連する報告書
      2012 実績報告書
  • [学会発表] 有職家高橋宗直の儀礼研究と文献流通

    • 著者名/発表者名
      勢田道生
    • 学会等名
      第245回大阪大学古代中世文学研究会
    • 発表場所
      大阪大学(大阪府)
    • 関連する報告書
      2012 実績報告書

URL: 

公開日: 2013-05-31   更新日: 2019-07-29  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi