研究課題/領域番号 |
24720102
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
日本文学
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研究機関 | 熊本県立大学 |
研究代表者 |
木村 洋 熊本県立大学, 文学部, 講師 (70613173)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2014年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2013年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2012年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 坪内逍遥 / 『小説神髄』 / 「写実」理念 / 民友社 / 徳富蘇峰 / キリスト教 / 政治小説 / 植村正久 / 国木田独歩 / 末広鉄腸 / 人物論 / 『国民之友』 / 内村鑑三 / 「流竄録」 |
研究成果の概要 |
私の研究は、明治中期における「写実」理念の形成過程を再検討することを目指した。従来の研究ではとくに坪内逍遙『小説神髄』がこの文脈で重視されてきた。しかし徳富蘇峰、山路愛山をはじめとした民友社同人、キリスト教知識人、ジャーナリストなども「写実」理念の形成に密接に関わっていたと考えられる。本研究は、こうした知識人たちの動向を視野に入れることで、明治中期の文学変革の展開をいっそう十全とした形で浮かび上がらせた。
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