研究課題
若手研究(B)
文運東漸後、近世中後期の上方において文学が形成される在り方を捉えるため、秋里籬島を中心として、作者と出版書肆の動態と相関の解明を行った。籬島の文学及びその関連の未解明であった作品の成り立ちについて、近似する作品との影響関係の実態の分析と、板元書肆の活動の調査を中心に具体的な解明を進め、これらの結果を小説史や題材の系譜に位置付けてその意味と文壇の動向を考証し、変動期の特質を見出した。同時に、中後期上方の文学・出版界の重要な位置にある秋里籬島の文学の全体像を包括的に検証して示した。
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すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (3件) (うち招待講演 2件) 図書 (1件)
国文
巻: 125号
40020918239
ノートルダム清心女子大学紀要日本語・日本文学編
巻: 第38巻第1号(通巻49号)
120006373708
巻: 第37巻第1号(通巻48号)
120006373719