研究課題/領域番号 |
24720126
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
英米・英語圏文学
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研究機関 | 一橋大学 |
研究代表者 |
井上 間従文 一橋大学, 言語社会研究科, 准教授 (50511630)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2013年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2012年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | トランスパシフィック / 美学論・感性論 / ポストコロニアル研究 / トランスナショナル研究 / 生成変化 / 記憶と出来事 / 東アジア / アメリカ文学 / トランスナショナリズム / 「歴史」と「時間」 / 共同性 / トランスパシフィック (アメリカ、アジア) / 映画・映像研究 / 美学理論・感性論 |
研究成果の概要 |
本研究の成果は1945年以降トランスナショナルな統治形態として展開する米国を中心とする軍事と資本の循環の中断点としての詩的イメージやフィギュ―ルを戦後アメリカ詩と映像、および一部の日本語における詩的表現に見出したことにある。これら論点は二つの英語論文でのテレサ・ハッキョン・チャ、チャールズ・オルソン、清田政信などにおける詩的・映像的イメージ論において顕著である。特異的で代替不可能でありどこか奇妙なイメージが過去の惨事を繰り返すことを禁ずると同時に、そうした惨事を繰り返さない共生のビジョンを既存のアイデンティティ図式への抵抗として拡散していることをアメリカ文学・映像の分析を通して明らかにした。
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