研究課題/領域番号 |
24720132
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
英米・英語圏文学
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研究機関 | 共立女子大学 |
研究代表者 |
浦野 郁 共立女子大学, 文芸学部, 准教授 (80612746)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2012年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 活人画 / 視覚芸術 / ヴィクトリア朝 / 劇場文化 / 芸術における検閲 / 英米小説 / 英米文学 / ジェンダー / 初期写真技術 / 視覚文化 / 絵画 / 写真 / イギリス小説 / 黎明期の写真技術 / イギリス文学 / イギリス文化 |
研究成果の概要 |
ヴィクトリア朝期のイギリスで大流行した「活人画」という珍しい娯楽について、1.歴史的な事実、2.文学作品における表象、という二つの点から研究調査を行った。その結果、初めは上流階級の私的な娯楽であった活人画が徐々に大衆の人気を博していった様子や、19世紀末にかけて活人画が芸術か否か、という結論を見ない論争が巻き起こっていたことが明らかになった。その過程には、技術の進歩によって視覚体験が劇的に変化した時代に、人々が芸術に対し抱いた欲求や郷愁、戸惑い等の複雑な意識を読み取ることができる。文学作品における活人画の描かれ方も、こうした歴史的な状況を反映したものになっている。
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