研究課題/領域番号 |
24720155
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
ヨーロッパ文学(英文学を除く)
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研究機関 | 静岡県立大学 |
研究代表者 |
森 直香 静岡県立大学, 国際関係学部, 講師 (60611829)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2013年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2012年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | フェデリコ・ガルシア・ロルカの戯曲 / ロルカ作品の受容 / ロルカの悲劇的世界観 / ロルカ作品の日本における受容 / ロルカ作品の悲劇的世界観 / ロルカ青年期の作品群 / 旧約聖書の神への不信 / ロルカの青年時代の著作 / ロルカ戯曲の上演 / ロルカ作品の死生観 / ロルカの死 / 受容研究 / スペイン文学 / 比較文学 / ロルカ戯曲の死生観 / ロルカ戯曲の汎神論的世界観 / フェデリコ・ガルシア・ロルカ |
研究成果の概要 |
本研究はフェデリコ・ガルシア・ロルカ(1898~1936年)の日本における作品受容についての初めての体系的研究である。具体的には日本で出版されたロルカに関する出版物を参照しながら戯曲を中心に、1)受容を概観し需要を推し進めた要因について検討し、2)日本人読者が何を期待して作品を読み、解釈したかについて考察した。その結果、1)については①スペイン国外で作品が高い評価を受けていたこと、②新劇の劇団による戯曲の上演、③『ロルカ選集』の刊行の3点が指摘できた。2)については、日本人読者がロルカ戯曲の①スタイルの新しさ、②詩的言語、③スペイン性、④悲劇的世界観に特に魅力を感じていることが明らかになった。
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