研究課題/領域番号 |
24720172
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
言語学
|
研究機関 | 東京外国語大学 |
研究代表者 |
伊藤 智ゆき 東京外国語大学, アジア・アフリカ言語文化研究所, 准教授 (20361735)
|
研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
|
配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2012年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
|
キーワード | 延辺朝鮮語 / アクセント / 中期朝鮮語 / 類推変化 / 歴史言語学 |
研究概要 |
本研究では,延辺朝鮮語動詞・形容詞のアクセントについて,母語話者7人から得られたデータに基づき,調査・分析を行った。中期朝鮮語(15-16世紀)の用言語幹は,活用アクセントパターンに基づき複数のアクセントクラスに分類され,そのアクセント分類は,語幹の音節構造と相関性があることが知られているが,本研究により,延辺朝鮮語の用言語幹にもそれに対応するクラス分類が原則として見られること,一部の例外や話者間のゆれは,中期朝鮮語以降に生じた様々な音変化のために,延辺朝鮮語における用言語幹の音節構造とアクセントクラスとの相関性が部分的に曖昧化したことに基づくことを明らかにした。
|