研究課題/領域番号 |
24720182
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
言語学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
ガルシア アナ・イサベル 東京大学, 教養学部, 准教授 (20584072)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2013年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2012年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 言語学 / 言語接触 / スペイン語 / ケチュア語 / クスコ / ペルー |
研究成果の概要 |
本研究の結果として以下の点が挙げられる。 アンデススペイン語に観測される文法上の言語変化はケチュア語の影響によるところが非常に大きいが、その影響は直接的な借用語として現れるのではなく、ケチュア語の意味論および統語論上の様相がスペイン語の文法に影響を及ぼし、変種を生み出すというかたちで体現される。 アンデススペイン語においてはスペイン語に見られないいくつかの語用論的、あるいはディスコース上の様相、たとえば、断定あるいは情報の焦点化を目的としたyaの重複使用(ya… ya)、新たな話題の導入時または対象の強調を目的に使用される代名詞loなどがみられる。
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