研究課題/領域番号 |
24720187
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
言語学
|
研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
佐々木 美帆 慶應義塾大学, 商学部, 准教授 (80400597)
|
研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
|
配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2013年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2012年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
|
キーワード | 言語学 / 第二言語習得 / 認知心理学 / バイリンガル / 脳側性 / 多読 / 読み書き習得 / 眼球運動 / 読みのプロセス / 国際情報交換 / イギリス / 手話 / 単語認知 / イギリス:アメリカ |
研究成果の概要 |
本研究は、バイリンガル認知が二言語の言語知識、言語習得時期、言語使用度によってどのように変わるのかを、さまざまな二言語の組み合わせのバイリンガルを対象として実験を行いマルチコンピテンスの観点から調査した。日本人英語使用者、韓国人留学生、日本手話話者、日英バイリンガルを対象に、多読と眼球運動、感情語の心的反応、読み書きの習得、二言語の流暢性と脳側性について調査した。結果、表出するバイリンガルの言語状態(熟達度)は個人の言語環境と経験および現在の言語使用に影響されながら成立していることが示唆され、認知プロセスは二言語のプロセスを効率的に統合したかたちで確立されると推定される。
|