研究課題/領域番号 |
24720238
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
日本語教育
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研究機関 | 国士舘大学 |
研究代表者 |
栗原 通世 国士舘大学, 21世紀アジア学部, 准教授 (40431481)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2014年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2013年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2012年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 長母音 / 知覚 / 生成 / 中国語母語話者 / 習得過程 / 日本語教育 / 短母音 / 音節位置 / ピッチ型 / 中国語北方方言 / アクセント型 / 音節構造 / 中国語北方方言母語話者 / 日本語音声習得 / 中国語北方方言話者 / 日本語学習者 / 範疇的知覚 |
研究成果の概要 |
中国語が母語の中上級日本語学習者における母音長短の知覚判断の特徴を母音の語内音節位置とピッチ型の面から分析した。知覚実験より母音長判断の難易は音節位置やピッチ型によって異なることが分かった。この結果は、学習者が非語頭長母音を正確に判断できるようになるには語頭長母音が習得されていること、また低音でピッチ変動がない長母音が聴取できるようになるには低高とピッチ変動がある長母音聴取ができていなければならないことを示唆する。生成実験も実施したが、知覚面において長母音判断が揺らぎやすい条件では生成面でも正確性が劣り、比較的正確に長母音知覚がなされる条件では生成時の長母音も適切に実現され得ることが分かった。
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