研究課題/領域番号 |
24720245
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
日本語教育
|
研究機関 | フェリス女学院大学 (2014) 至誠館大学 (2012-2013) |
研究代表者 |
田中 里奈 フェリス女学院大学, 文学部, 准教授 (40532031)
|
研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
|
配分額 *注記 |
2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2014年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2013年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2012年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
|
キーワード | 在韓在日コリアン / 日本語教師 / ライフストーリー研究 / 韓国 / 「在日コリアン」 / ライフストーリー |
研究成果の概要 |
本研究は、在韓「在日コリアン」の日本語教師25名へのライフストーリーの聞き取り調査から、教師たちの経験と意味世界を捉えるとともに、旧宗主国のことばを「母語」とする人々が旧植民地においてそのことばを教えることの意味を明らかにしたものである。教師たちの中は、日本語のネイティブスピーカーだが、国籍・血統的には日本に属さず、<言語=国籍=血統>の一体化を兼ね備えていない属性のために、日本語教育におけるポジショナリティーに困難や葛藤を抱えている者もいた。ある国籍や血統をもつ者にその言語の正統性を付与してしまう「単一性志向」が言語教育においても見られることが明らかとなった。
|