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英語スピーキングタスクの難易度の多角的検証

研究課題

研究課題/領域番号 24720246
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 外国語教育
研究機関旭川医科大学

研究代表者

井上 千尋  旭川医科大学, 医学部, 助教 (30624019)

研究期間 (年度) 2012
研究課題ステータス 中途終了 (2012年度)
配分額 *注記
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2014年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2013年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2012年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
キーワード英語 / スピーキング / タスク / 難易度
研究概要

本研究課題の今年の研究目的は、本調査に使用するためのスピーキングタスク(コマ割りマンガを見てストーリーを話すもの)の選定と、学習者のレベル確定に使用する英語力レベル分けテストの比較を行うことであった。スピーキングタスクの選定については、これまでのタスク関連の先行研究で使用したタスクのソースが明かされているものから、そのソースである本や資料を入手し、まずは候補として10個のタスクを選定した。ここから本調査に使用するためのものを5つ選ぶための第一段階として、Skehan(1998), Robinson(2001, 2007), Weir & Wu(2006)のタスクの特徴分析観点に基づき、国内外のエキスパート5人と英語母語話者3人に難易度の判断を求めた。その結果、10個の候補タスクのうち、3個は本研究の被験者対象である日本人英語学習者のレベルから隔たりが大きく適合しないと判断された。残りの7個のタスクは、2個が「かなり簡単」、3個が「少々簡単~適切」、また2個が「少々難しい」であろうと判断が下った。この7個のタスクを使って予備調査を行い、日本人学習者10名と英語母語話者4名に実際にタスクを行って発話してもらい、その後に各タスクの難易度に関するインタビューに応えてもらった。その結果、3つのタスクでエキスパートによる判断と、学習者と英語母語話者による実際の発話の特徴(流暢さ、構文と語彙の複雑さ、正確さ)とインタビュー結果から導かれた難易度が異なっていたため、新たにタスクを難易度順に並べ直し、一番簡単と考えられる2つを除外した5つのタスクを本調査用に使用することを決定した。
もう一つの柱である学習者のレベル選定に使用する英語力レベル分けテストの比較については、引き続き今後の課題とする。具体的には、DIALANGとOxford Quick Placement Testによるレベル判定の整合性を調査することが今年の目標であったが、DIALANGがダウンロード後起動しない不具合が解決しなかったためである。

報告書

(1件)
  • 2012 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2012

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] Comparing spoken performances at different levels on the same tasks2012

    • 著者名/発表者名
      Chihiro Inoue
    • 学会等名
      日本言語テスト学会第16回全国研究大会
    • 発表場所
      専修大学生田キャンパス
    • 年月日
      2012-10-26
    • 関連する報告書
      2012 実績報告書
  • [学会発表] The issue of task equivalence : A multi-method comparison of two picture-based narrative tasks2012

    • 著者名/発表者名
      Chihiro Inoue
    • 学会等名
      The Korea English Language Testing Association 2012 Annual International Conference
    • 発表場所
      高麗大学(韓国)
    • 年月日
      2012-05-26
    • 関連する報告書
      2012 実績報告書

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公開日: 2013-05-31   更新日: 2019-07-29  

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