研究課題/領域番号 |
24720310
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
日本史
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研究機関 | 岐阜大学 (2014-2015) 甲南大学 (2012-2013) |
研究代表者 |
人見 佐知子 岐阜大学, 地域科学部, 助教 (00457029)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2015年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2014年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2013年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2012年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 芸娼妓解放令 / 遊廓 / 性売買 / 売春 / ジェンダー / 女性史 / 芸妓 / 娼妓 / 都市史 / 地域社会 / 遊廓社会 / 売春社会 / 公娼制度 / 遊女 / 近代転換期 / 売買春 / 娼妓解放令 / 茶屋町 |
研究成果の概要 |
東京都公文書館所蔵の「芸娼妓解放令」関係史料の分析から、東京府の「芸娼妓解放令」の実施過程と公娼制度の再編過程を明らかにし、「芸娼妓解放令」の歴史的意義についての従来の評価に再考を促した。また、石川県をはじめ、各府県の「芸娼妓解放令」への対応について検討した。具体的には、各府県で「芸娼妓解放令」の理念が多様に理解・解釈され、既存の「遊廓社会」の動向とすりあわせながら、実際の遊所統制の方針が実体化していくことを明らかにした。 さらに、娼妓・芸妓の経験に即して「芸娼妓解放令」の歴史的意義を明らかにするために、娼妓・芸妓がかかわった裁判の判決史料の収集に着手した。
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