研究課題
若手研究(B)
本研究の目的は、清代中期の貨幣政策を財政史的に検討することである。本研究では、特に雍正年間(1723-1735)を中心に取り上げ、新出史料である『雍正朝内閣六科史書 戸科』から関係档案を徹底的に収集して分析を加え、当該時期の各省の銭価動向、西北・西南諸省の制銭鋳造論議、黄銅器皿の所有を禁じて強制的に収買する銅禁政策の展開について、政策史的方法によって考察を行った。また、乾隆年間の雲南省における銅の収買価格の推移とその財政的背景を明らかにした。
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