研究課題/領域番号 |
24720342
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
西洋史
|
研究機関 | 静岡大学 (2013-2014) 秀明大学 (2012) |
研究代表者 |
藤井 真生 静岡大学, 人文社会科学部, 准教授 (70531755)
|
研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
|
配分額 *注記 |
2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2014年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2013年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2012年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
|
キーワード | 中世植民 / 東方植民 / 中世史 / 植民運動 / チェコ / ドイツ |
研究成果の概要 |
13世紀のオロモウツ司教領における入植活動を分析し、これを主導したとされる司教ブルーノ亡きあとも、①引き続きドイツ系騎士が活発に活動していたこと、②封土の授与とともに軍事奉仕の具体的な条件が入植契約書に記載されるようになったこと、③従前よりモラヴィアで活動していたチェコ系騎士も司教宮廷へ取り込んでいること、④モラヴィアからシレジアにかけて開墾の余地があったと同時に、軍役を課す必要にせまられていたこと、を明らかにした。また、旧ハムリーコフ村の実地調査では、①入植者にとって欠かせない水源があること、しかし②周囲と比べるとやや標高が高く、農作業に何らかの障害が生じていた可能性を確認した。
|