研究課題/領域番号 |
24720372
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
人文地理学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
中村 努 東京大学, 総合文化研究科, 学術研究員 (00572504)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2013年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2012年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 地域医療 / 情報技術 / 医療サービス / 遠隔医療 / 日本 / 台湾 / 韓国 / 遠隔診断 / 長崎県 / 北海道道南地域 |
研究概要 |
本研究の目的は,情報技術の活用による地域医療の再編過程を一般化することである。韓国と台湾の地域医療を比較分析することによって,ICTの急速な普及における普遍的要因と地域固有の要因を区別し,日本の地域医療を相対化するとともに,情報技術を活用した地域医療の再編過程における理論化を目指した。本研究で得られた成果は,①日本において,特定の医療機関がボトムアップで情報技術を部分的に構築,導入した結果,供給における地域格差が助長される可能性があること,②東アジア諸国のうち,韓国は大病院のボランティア主義によって,台湾は政府のトップダウンによって,情報技術を活用した医療供給を実現していたこと,である。
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