研究課題/領域番号 |
24730013
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
公法学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
米田 雅宏 北海道大学, 大学院法学研究科, 准教授 (00377376)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2012年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 公法学 / 警察法 / 行政組織 / 公私協働 / 警察公共の原則 / 警察組織 / 補完性の原理 / ドイツ警察法 / 補完性原理 / 危険防御 / 補充性原理 / 多機関連携 / 脱警察化 / 機能的権力分立 / 安全 / 権力分立 |
研究成果の概要 |
我が国における「警察と行政機関の協働」の要件と限界を、主に児童福祉法制や災害対策法制、青少年保護法制などを素材にして検討するとともに、戦後警察改革の柱である脱警察化を踏まえつつ、行政機関に対する警察の役割について明らかにした。具体的には、ドイツ警察・秩序法に通底して認められる補完性原理(危険防御が他の行政庁によっては不可能あるいは適時には不可能であると認められる場合に限り、警察は他の行政庁の管轄領域内でも活動することが認められる、とする法原理)が、我が国の警察法秩序において、果たして、またどの程度認められるかを、戦後の我が国の警察改革の歴史や学説の展開を振り返りつつ、明らかにした。
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