研究課題/領域番号 |
24730026
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
公法学
|
研究機関 | 成城大学 |
研究代表者 |
西土 彰一郎 成城大学, 法学部, 教授 (30399018)
|
研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
|
配分額 *注記 |
1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2013年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2012年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
|
キーワード | 内部的メディアの自由 / 国民の知る権利論 / デジタル基本権 / 通信の秘密 / 情報自己決定権 / 社会的認知論 / デジタル認知論 / インターネット / 自己描出権 / ドイツ / 職能的基本権 / ジャーナリズム / デジタル化 / 編集権 / 放送の自由 / 公共放送 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、デジタル化時代におけるメディアの自由の意義を解明することにある。具体的には、第一に、内部的メディアの自由の概念を手がかりにしてマスメディアの自由の意義を再評価すること、第二に、いわゆるデジタル基本権の概念に注目して、インターネットにおける基本権保障のあり方を反省すること、である。 まず、基礎理論として、社会的認知論とデジタル認知論の関係を視野に入れた基本権理論を提示した。そのうえで、第一の研究について、社会的認知に反省を促す職能に定位した「内部的メディアの自由」論、第二の研究について、デジタル認知に同じく反省を促すメカニズムとしての「デジタル基本権」論を示した。
|