研究課題/領域番号 |
24730029
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
公法学
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研究機関 | 中央大学 |
研究代表者 |
清水 潤 中央大学, 法務研究科, 助教 (40611455)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2013年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2012年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | アメリカ憲法史 / アメリカ憲法 / 思想史 / 憲法 / 憲法思想史 / 共和主義 / 自由主義 / 徳 |
研究成果の概要 |
従来、アメリカ憲法は自然権思想や社会契約論の強い影響を受けてきたと考えられてきた。しかし、自然権や社会契約論だけでアメリカ憲法を理解することはできない。アメリカ憲法史を通して、「徳」を重んじる共和主義的な思想がアメリカ憲法の制定や解釈に強い影響を及ぼしてきたのである。本研究では、政治参加の重視や農本主義を重んじる、アメリカ憲法制定期の共和主義思想が、労働者中心の市場経済を重視する自由主義思想へと変容したプロセスにおいて、「徳」の言語が大きな意味を持っていたことを検討した。
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