住居等侵入罪の研究

• 研究課題/領域番号: 24730054
• 研究種目: 若手研究(B)
• 配分区分: 基金
• 研究分野: 刑事法学
• 研究機関: 名古屋大学
• 研究代表者: 斎藤 彰子 名古屋大学, 法学(政治学)研究科(研究院), 准教授 (70334745)
• 研究期間 (年度): 2012-04-01 – 2014-03-31
• 研究課題ステータス: 完了 (2013年度)
• 配分額: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円); 2013年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円); 2012年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
• キーワード: 住居侵入罪 / 住居侵入 / 刑事法学

研究概要

本研究によって、刑法130条の定める住居等侵入罪の要素、つまり客体（「人の住居若しくは人の看守する邸宅、建造物若しくは艦船」）と行為（「侵入し」）の意義を理論的に分析し、（1）「看守」が認められるための条件は何か、（2）「住居」、「邸宅」、「建造物」の共用部分等にも適用されるのか、（3）行為者が「侵入し」たか否かを判断する際に、誰のどのような意思が考慮されるべきか、等を明らかにすることができた。

研究成果

• [雑誌論文] 刑法130条の『看守』について (2013)
  • 著者名/発表者名: 齊藤彰子
  • 雑誌名: 法政論集 巻: 250号 ページ: 267-299
• [雑誌論文] 刑法130条により保護される行為客体--とくに『囲繞地』概念について (2013)
  • 著者名/発表者名: 齊藤彰子
  • 雑誌名: 法政論集 巻: 251号 ページ: 39-73
  • NAID: 110009613511
• [雑誌論文] 刑法130条の行為客体(「住居」、「邸宅」、「建造物」)に関する特殊問題 : 居住用建物の付属施設および『囲繞地』、『建造物』の『囲繞地』、屋根の上の空間、『囲繞地』の周囲の囲障設備 (2013)
  • 著者名/発表者名: 齊藤彰子
  • 雑誌名: 法政論集 巻: 252号 ページ: 27-81
  • NAID: 120005367391
• [雑誌論文] 刑法130条により保護される行為客体 ── とくに「囲繞地」概念について (2013)
  • 著者名/発表者名: 齊藤彰子
  • 雑誌名: 法政論集 巻: 251号 ページ: 39-73
  • NAID: 110009613511
• [雑誌論文] 刑法130条の行為客体（「住居」、「邸宅」、「建造物」）に関する特殊問題：居住用建物の付属施設および「囲繞地」、「建造物」の「囲繞地」、屋根の上の空間、「囲繞地」の周囲の囲障設備」 (2013)
  • 著者名/発表者名: 齊藤彰子
  • 雑誌名: 法政論集 巻: 252号 ページ: 27-81
  • NAID: 120005367391
• [雑誌論文] 刑法130条の「看守」について (2013)
  • 著者名/発表者名: 齊藤彰子
  • 雑誌名: 法政論集 巻: 251巻
• [学会発表] 刑法130条の『看守』について (2013)
  • 著者名/発表者名: 齊藤彰子
  • 学会等名: 現行刑事法研究会
  • 発表場所: 早稲田大学
  • 年月日: 2013-04-20
• [学会発表] 刑法130条の「看守」について
  • 著者名/発表者名: 齊藤彰子
  • 学会等名: 現行刑事法研究会
  • 発表場所: 早稲田大学