研究課題/領域番号 |
24730108
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
政治学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
中島 岳志 北海道大学, 大学院法学研究科, 准教授 (40447040)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2012年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | アジア主義 / 超国家主義 / 昭和維新 / 大川周明 / 下中彌三郎 / 血盟団事件 / 大亜細亜協会 / 世界連邦運動 / 不二一元論 / 東アジア共同体 / ナショナリズム / テロ / クーデター / 煩悶 / タゴール |
研究成果の概要 |
アジア主義については、個別の思想家についての研究は多く存在するものの、その全体像を捉える議論はなかなか見当たらない。この状況を打破し、新たな視座を持つアジア主義研究を提示すべく『アジア主義―その先の近代へ』(潮出版2014)をまとめた。 また、昭和初期にアジア主義を推進した大亜細亜協会を論じるため、その中心人物である下中彌三郎の思想と行動を明らかにする伝記『下中彌三郎―アジア主義から世界連邦運動へ』(平凡社2015)を発表した。大川周明をはじめとする国家主義的革新派は、昭和初期のテロ・クーデター事件に関与したが、その思想的背景を明らかにするために『血盟団事件』(文藝春秋2013)を発表した。
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