研究課題
若手研究(B)
「社会」という用語の成立に大きな影響を与えた原語として、英語の"society"並びオランダ語の"matschappij"を、伝統的背景として伊藤仁斎、荻生徂徠らの「社会」観とを視野に入れながら、国家領域と社会領域との両者を同時に建設しなければならなかったという、明治前期の思想家達が直面していた現実を踏まえた上で、「社会」という概念が輸入されたことの思想史的な意味を解明した。
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政治思想研究
巻: 15 ページ: 402-403
巻: 15
日本歴史
巻: 771号 ページ: 123-125