研究課題/領域番号 |
24730134
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
政治学
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研究機関 | 九州大学 (2014-2015) 独立行政法人日本貿易振興機構アジア経済研究所 (2012-2013) |
研究代表者 |
相沢 伸広 九州大学, 比較社会文化研究科(研究院), 准教授 (10432080)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2014年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2013年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2012年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 地政学 / タイ政治 / 都市政治 / 比較政治 / 地域研究 / 国際関係 / インフラ開発 / 日本外交 / 東南アジア / タイ / インドネシア / 空港建設 / 都知事 / 防災 / 災害対策 / ハブ空港 / 地域統合 |
研究成果の概要 |
本研究の成果は、国際ハブ空港という現代国家の物理的な玄関口をめぐる国内政治、国際政治について、タイ政府内の各政府機関の一次資料に基づいて実証研究を行ったことにある。大きく三つの対立軸から政治分析を行った。第一に、中央政府と地方政府の政治的対立。第二に運輸省対国軍といった中央政府内の省庁別の対立。第三に、ICAOなどの国際ガバナンス組織と国内の監督官庁との対立である。これらの対立を巡る政治的力学の変化を読み解くことで、1970年代から2010年代のアジアの秩序構造の変化と交通技術革新に伴い、バンコクの地政学的な位置付けが変化し、そのことが大枠のタイの政治のルールを定めていく様子が明らかとなった。
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