研究課題/領域番号 |
24730164
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
理論経済学
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研究機関 | 流通科学大学 |
研究代表者 |
丸山 亜希子 流通科学大学, 経済学部, 准教授 (00508715)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2013年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2012年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 不完全自己認識 / ランダムサーチ / 学習 / 情報の経済学 / 労働市場 / 結婚市場 / サーチ / サーチ理論 / 両方向サーチ / overconfidence / two-sided search / underconfidence |
研究成果の概要 |
自分のタイプを知らない不完全自己認識者は、マッチする相手を探す間に、他者からオファーや拒絶を受け取り、それにより自分のタイプを学ぶ。彼らは拒絶された時、彼らの留保水準(受諾する最低の賃金や魅力の水準)を低下させ、オファーを貰った時はそれを上昇させない事がわかった。結果、彼らは相手探し中、徐々に留保水準を低下させていく。 また、学習過程中、不完全自己認識者は、しばしば完全自己認識ならば受け入れる相手を断り(楽観行動)、断る相手を受け入れる(悲観行動)。この楽観・悲観行動は自身の相手探しに影響を与え、さらに、楽観行動は最も下のタイプの人達のマッチを妨げる。一方、悲観行動はそのような効果は持たない。
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