研究課題
若手研究(B)
本研究では、現行の我が国の公的医療保険制度に対する人々の意見・評価について、主として負担のあり方に注目し、選択型実験などの計量的手法を用いた検証を行った。分析の結果、保険料の拠出を前提としない医療サービスの導入には、中高所得者層の負担感が高いことが限界支払意思額(MWTP)の計算などから示された。医療費負担の拡大が低所得層の受診抑制につながっているケースが確認されており、今後、健康格差の拡大を防ぐという観点からも、特に国民健康保険の費用負担については、応益割部分の制度の見直しや地域間格差の是正が必要と考えられる。
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