研究課題/領域番号 |
24730230
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
応用経済学
|
研究機関 | 関西大学 |
研究代表者 |
小川 一仁 関西大学, 社会学部, 准教授 (50405487)
|
研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2016-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
|
配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2014年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2013年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2012年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
|
キーワード | 経済実験 / マルチタスク / トーナメント / 性格特性 / 目標管理 / トーナメント理論 / 個人特性 / 目標設定 / ジレンマ / real effort / 人間行動 / 囚人のジレンマ |
研究成果の概要 |
本研究では概ね3つの実験を行い、労働者がより多くの努力を費やすことが可能な条件を検討した。(1) 労働者が同時に複数の業務をチームで行うケースである。ついで(2)労働者を監視する人物が存在する場合に労働者が業務を遂行するケースである。最後に(3)労働者が昇進を巡って争うケースである。(1)は同時に複数の業務を行う場合に労働者がすべての業務で協力する目標を達成することは理論的には可能だが、現実には難しいこと、(2)は監視する人物とも将来的に協力して業務を行う場合には協力的に仕事がなされること、(3)は過剰な努力をして昇進を実現する人物の存在、最初から昇進を諦めてしまうものの存在が示唆された。
|