研究課題/領域番号 |
24730232
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
応用経済学
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研究機関 | 独立行政法人日本貿易振興機構アジア経済研究所 |
研究代表者 |
田中 清泰 独立行政法人日本貿易振興機構アジア経済研究所, 研究企画部, 海外研究員 (30581368)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2015年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2014年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2013年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2012年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | カンボジア / 外資企業 / 地場企業 / インフォーマルセクター / 産業集積 / 衛星画像データ / ミクロデータ / 縫製産業 / 観光産業 / 経済センサス / 企業分析 / 生産性 |
研究成果の概要 |
本研究は、カンボジアにおいて外資企業による直接投資が地場企業の生産性に与える効果について実証分析を行った。カンボジアの縫製産業と観光産業に進出している外資企業を調査した結果、外資企業の多くは資本財や中間財の調達を輸入に依存しており、地場企業からほとんど調達していない事が分かった。計量分析の結果、外資企業が地場企業に与える技術的な波及効果は限定的であることが分かった。こうした結果は、カンボジア経済において地場産業の発展が遅れており、存在の大きなインフォーマルセクターの企業は、外資企業と取引関係を持っていない実態を反映している。
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