研究課題/領域番号 |
24730275
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
財政学・金融論
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研究機関 | 日本大学 |
研究代表者 |
鶴田 大輔 日本大学, 経済学部, 教授 (40422589)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2013年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2012年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 金融論 / 中小企業論 / 中小企業金融 / 企業間信用 / 信用保証 / 企業金融 |
研究成果の概要 |
本研究では金融危機時に焦点を当て、中小企業の資金調達行動の動向、資金調達行動と企業パフォーマンスの関係などを、主に企業の財務データを利用して分析した。主な結果は下記の通りである。1)中小企業の負債比率と企業パフォーマンスの関係はプラスであり、その分散も大きくなる。2)リーマンショック時の企業間信用のは実物取引の縮小により決定され、銀行融資と補完的な動きをする。3)銀行と中小企業の取引関係は通常時、ショック時ともにリスクが大きい、もしくは資金需要が小さい中小企業においてより多く発生する。4)銀行との取引関係が終了した中小企業は、ショック時に銀行融資ではなく、内部資金の取り崩しにより対応している。
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