研究課題/領域番号 |
24730290
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
経済史
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研究機関 | 山口大学 |
研究代表者 |
石川 耕三 山口大学, 経済学部, 准教授 (30554753)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2013年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2012年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 経済史 / インドネシア / 国営銀行 / 中央銀行 / 植民地銀行 / 国際情報交換 |
研究概要 |
本研究では、インドネシアにおける現代銀行業の成立期にあたるスカルノ政権期に焦点を当て、国営銀行の成立過程を明らかにした。欧米銀行支店を国有化して国営銀行を形成したが、経営的・組織的連続性は強く保たれていたことが明らかになった。その結果、前身である欧米銀行の植民地金融的性格は維持され、産業金融重視へのシフトは、1970年代まで起こらなかった。他方で、同時期に成立した日系銀行の事例では、中小企業向け産業金融重視の立場が見られた。
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