研究課題/領域番号 |
24730445
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
社会学
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
熱田 敬子 早稲田大学, 総合研究機構, 招聘研究員 (20612071)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2014年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2013年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2012年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
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キーワード | 人工妊娠中絶 / ジェンダー / 生殖 / インタビュー / 自己決定 / 個人化論 / 質的調査法 / 当事者概念 / 当事者 / 責任 / 人工妊娠中絶の個人化論からの検討 / インタビュー方法論 / 当事者研究についての考察 / 主体 / 選択 |
研究成果の概要 |
従来、人工妊娠中絶の体験は、妊娠した女性にとって「命」と「赤ちゃん」の喪失の経験だとされ、罪悪感を伴うはずだと考えられてきた。中絶を擁護する側も、批判する側も、この前提自体は共有している。 本研究では、中絶の罪責感自体が歴史的には常に「自然」と捉えられていたわけではないことを先行研究から指摘し、人工妊娠中絶を経験した女性たちとそのパートナー、また対象サンプルとして流産死産を経験した女性たちにインタビューを行った。インタビュー結果からは、中絶経験の捉え方と罪責感は、中絶を選択した(させられたけれど、選択を引き受けざるを得ない)という意識や、周囲との関係によって変化することが明らかになった。
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