研究課題
若手研究(B)
本研究は、地域社会の持続性を担保しうるような開発の条件を検討することによって、従来の「上意下達の開発論」に対する「下からの開発論」を展開することをその課題としてきた。その遂行にあたり、まずは、現場にかかわる住民たちが共通してもっている判断基準として「生活の必要」があることを確認した。そのうえで、人びとがどのように地域空間と接してきたのかを検討するなかで分かってきたのは、地域空間がその場所の性格としてもっている、重層性や可変性にポイントをおいた政策の必要性であった。
すべて 2015
すべて 学会発表 (1件)