研究課題/領域番号 |
24730507
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
社会心理学
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研究機関 | 成城大学 |
研究代表者 |
中村 國則 成城大学, 社会イノベーション学部, 准教授 (40572889)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2013年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2012年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 道徳判断 / 功利主義 / 義務論 / 二重過程モデル / 道徳的判断 / 道徳のジレンマ / 二重処理プロセス / 道徳 |
研究成果の概要 |
以下の点にまとめることが出来る:(1)道徳的判断プロセスのより詳細な分析,Greene et al. (2001)の実験刺激を日本人参加者に対して提示し,判断結果を分析した結果,おおむね先行研究の知見を支持すると同時に,先行研究の判断プロセスの区分に問題点のあることを示した;(2)功利主義と義務論の区分の再考,先行研究ではトロッコのジレンマを功利主義,歩道橋のジレンマを義務論と対応付けていたが,本研究ではこの対応付けに疑問があることを示した,(3)異言語効果(e. g., Costa et al, 2014)の検討,近年発見された道徳的判断における異言語効果を日本人話者で再現した.
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