研究課題/領域番号 |
24730516
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
社会心理学
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研究機関 | 愛知学院大学 (2013-2015) 名古屋大学 (2012) |
研究代表者 |
児玉 さやか (菅さやか / 菅 さやか / 児玉 さやか(菅さやか)) 愛知学院大学, 教養部, 講師 (30584403)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2014年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2013年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2012年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 差別 / 偏見 / ステレオタイプ / 言語コミュニケーション / 文化 / コミュニケーション / 言語的抽象度 / 言語カテゴリー・モデル / 社会的認知 |
研究成果の概要 |
特定の集団の人々に対する先入観が、文化・社会で広く共有され、それが差別に繋がることがある。本研究は、人々の間で先入観が共有的に維持される過程を明らかにするため、調査と実験を実施した。調査では、日本社会で差別・偏見の対象となっている集団とその集団に対する先入観の内容を明らかにした。また実験研究では、先入観が共有されているという主観的認識が、ステレオタイプに一致する情報の伝達を促進することを示し、先入観の共有的維持過程を示すモデルを提唱した。このモデルは、特定の集団に対する差別・偏見の低減に応用可能な知見をもたらしたといえる。
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