研究課題/領域番号 |
24730566
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
臨床心理学
|
研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
事崎 由佳 東北大学, 加齢医学研究所, 教育研究支援者 (10569578)
|
連携研究者 |
川島 隆太 東北大学, 加齢医学研究所, 教授 (90250828)
瀧 靖之 東北大学, 加齢医学研究所, 教授 (10375115)
竹内 光 東北大学, 加齢医学研究所, 准教授 (50598399)
関口 敦 東北大学, 東北メディカル・メガバンク機構, 講師 (50547289)
|
研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
|
配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2013年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2012年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
|
キーワード | 東日本大震災 / 被災地 / 被災者 / 園芸療法 / 生活介入 / 左前帯状皮質膝下野 / 唾液中コルチゾール / 地域コミュニティ支援 / 女性 / CAPS / ストレス |
研究概要 |
本研究の目的は、東日本大震災で甚大な被害を受けた被災地域住民を対象とした、園芸療法を用いた生活介入により、心身機能の改善や心的外傷後ストレス障害(PTSD)低減の効果を実証する事であった。 園芸療法を用いた生活介入では、被災沿岸地域に在住の成人女性54名(介入研究A)と高齢女性39名(介入研究B)を対象とした2つの介入実験を行った。 その結果、成人女性の介入研究では、介入群において左前帯状皮質膝下野、左上前頭回の灰白質量の増加、CAPS得点、PANAS PA得点、PTGI-J得点が有意に改善した。また、ストレスマーカーも介入後に有意に低下した。高齢女性対象の場合も介入群では同様の改善が認められた。
|