研究課題
若手研究(B)
本研究は、母子相互作用中の脳血流量を近赤外線分光法(Near Infrared Spectroscopy: NIRS)で測定し、脳機能の視点から検討することであった。ところが、メイン機器の故障が発生し、トラブルの解消までに多くの時間を費やした。そのため、発達心理学及び児童のメンタルヘルス領域における近赤外線分光法を子どもに用いた先行研究を精査し、今後の研究での考慮すべき課題について検討した。さらに、親子相互作用の基盤を形作る構成概念として母親から子どもへの情緒的絆に注目し、リスク要因に関する検討を行った。これらを通して、乳幼児期の親子相互作用の解明にむけて、課題を整理することができた。
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Psychology
巻: 5 号: 09 ページ: 1135-1142
10.4236/psych.2014.59126