研究課題/領域番号 |
24730585
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
臨床心理学
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研究機関 | 東海大学 (2014-2017) 岩手県立大学 (2012-2013) |
研究代表者 |
山田 幸恵 東海大学, 文学部, 准教授 (30399480)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2013年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2012年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 里親支援 / 悲嘆 / トラウマティック・ストレス / 新しい家族との適応 / 心理教育 / 里親への支援 / 支援システム / 臨床心理学的支援 / 家族の統合へのプロセス / 里親への心理教育 / 里親の支援体制 / 制度外の支援 / 信頼関係の構築 / 里親の心理 / インタビュー / アンケート / 東日本大震災 / 里親 / 里子 / 家族 / 適応 |
研究成果の概要 |
本研究では、里親を通した里子の支援と里親の臨床心理学的支援の実践を通して、彼らの悲嘆と新しい家族への適応という2つの過程を明らかにするとともに、その過程で必要とされる支援について検討することを目的とした。 本研究の結果、震災で里親となった者には、トラウマティック・ストレスと悲嘆に関する心理教育が、心理的ストレスの軽減に効果があることが示された。里親が抱える様々な課題には、臨床心理学的な支援が必要なものもあったが、十分ではなかった。従来の臨床心理支援は「相談を待つ」姿勢が多いが、積極的に関わる支援も必要である。今後は、様々な支援者のそれぞれの連携の上に、包括的な支援システムの構築が望まれる。
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