研究課題/領域番号 |
24730616
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
実験心理学
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研究機関 | 茨城大学 (2013-2015) 北海道大学 (2012) |
研究代表者 |
本山 宏希 茨城大学, 人文学部, 准教授 (30555230)
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連携研究者 |
菱谷 晋介 北海道大学, 名誉教授 (30128079)
川端 康弘 北海道大学, 大学院文学研究科, 教授 (30260392)
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研究協力者 |
今井 史 北海道大学, 大学院文学研究科, 専門研究員 (40758413)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2013年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2012年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 心的イメージ / 視知覚処理 / 抑制 / fMRI / 感情 / 視覚処理 / イメージ / イメージ鮮明度 / 注意 |
研究成果の概要 |
本研究は,心的イメージの生成を抑制する機能,および,イメージ生成中に外界から入力された視知覚情報の処理を抑制する機能の実在性について検証した。 実験の結果,まず,左後帯状回がイメージ生成の抑制に関与することが示された。この結果は,報告者の先行研究と一致するものであり,イメージ生成を抑制する機能が心内に実在することを支持する結果であった。次いで,行動実験により,イメージ生成中には視知覚情報処理が低下することが示された。すなわち,イメージ生成中に視知覚情報処理が抑制する機能が心内に実在することを示唆する結果と考えられる。しかしながら,現段階では,後者の機能を担う脳部位の特定には至らなかった。
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