研究課題/領域番号 |
24730640
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
実験心理学
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研究機関 | 科学警察研究所 |
研究代表者 |
松田 いづみ 科学警察研究所, 法科学第四部, 主任研究官 (80356162)
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連携研究者 |
入戸野 宏 大阪大学, 人間科学研究科, 教授 (20304371)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2014年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2013年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2012年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 隠匿情報検査 / 隠蔽 / 記憶 / 事象関連電位 / 自律神経系反応 / 自動的処理 / 制御的処理 / 抑制 / ポリグラフ検査 / 定位反応 / 隠蔽意図 / 事象関連電位(ERP) / 後期陽性電位(LPP) / 伝達意図 / 認知負荷 / 後期陽性電位 / 右前頭部 / 回避動機づけ / 認知的努力 / 脳波 / 認知 / 情動 / 再認 |
研究成果の概要 |
ポリグラフ検査(隠匿情報検査)は,犯罪捜査において,被検査者が事件情報を知っているか否かを生理反応から調べる検査である。隠匿情報検査は認識の検査であるが,被検査者が事件情報を隠している可能性があるときのみ実施される。本研究では,検査中の隠蔽意図を操作することで,認識に関連する生理反応と隠蔽に関連する生理反応を特定した。被検査者が事件情報を認識しているときは,その情報の有意味性により,定位反応が生じた。一方,情報を隠そうとしているときは,定位反応をモニターし抑制する処理が生じた。これらの結果をふまえて,隠匿情報検査の認知処理過程モデルを提案した。
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