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発達障害児に対する性教育のありかたの検討

研究課題

研究課題/領域番号 24730770
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 特別支援教育
研究機関宝塚大学

研究代表者

津田 聡子  宝塚大学, 看護学部, 助手 (20616122)

研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2014-03-31
研究課題ステータス 中途終了 (2012年度)
配分額 *注記
2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2014年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2013年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2012年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
キーワード発達障害 / 性教育 / 教員 / 月経
研究概要

研究の背景と目的:特別支援教育が推進されている中、発達障害児への支援は重要な検討課題である。しかし性教育に関しては現在障害の有無に関わらず根強い性教育不要論などから統一性がなく地域格差などがみられる。障害のある子どもの場合、一般的な性行動を誤解することから生じる不適正行動により性被害や性加害の対象にもなりかねない。そこで発達障害児に対してどのような性教育を行うことが有用か検討することを目的とした。
方法1:初年度は、障害のある子どもに対する性教育の実態調査を目的とし、その中でも障害のある思春期女子の月経や月経随伴症状に焦点をあて調査を実施した。得られた結果から本年度は保護者の不安について取り上げ分析した。
結果1:月経が未発来である子どもをもつ保護者は月経発来のある子どもをもつ保護者に比べ月経に関する内容で不安が有意に高くなっていた。そのため、ピアサポートの場や保護者が不安を表出できるよう学校との連携や地域でのシステムの構築の必要性が示唆された。
方法2:初年度から実施している教員の性教育に対する意識に関して、半構成的面接を引き続き実施した。
結果2:意識に関連する要因として文化的社会的要因や、コミュニティにより意識格差があることが明らかになった。そのため今後は、特にどのような要因が意識に関連するのかについて、多変量解析するとともに、教員の意識改革の必要性の有無や、現状に即した性教育の方法について検討する必要性が示唆された。

報告書

(2件)
  • 2013 実績報告書
  • 2012 実施状況報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて 2013 2012

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (3件)

  • [雑誌論文] 自閉症スペクトラム障害のある子どもに対する性教育のあり方と教員の意識についての一考察2012

    • 著者名/発表者名
      津田聡子、日高庸晴、高田哲
    • 雑誌名

      宝塚大学紀要

      巻: 26 ページ: 101-116

    • NAID

      40019705823

    • 関連する報告書
      2012 実施状況報告書
    • 査読あり
  • [学会発表] 障害をもつ思春期女子の月経と月経随伴症状に関する研究2013

    • 著者名/発表者名
      津田聡子、高田哲
    • 学会等名
      日本小児神経学会
    • 発表場所
      全労災ソレイユ(大分市)
    • 関連する報告書
      2013 実績報告書
  • [学会発表] 障害のある思春期女子の月経と月経随伴症状に関する研究-保護者の不安について-2013

    • 著者名/発表者名
      津田聡子、河合洋子、中井靖、高田哲
    • 学会等名
      日本小児保健協会
    • 発表場所
      国立オリンピック記念青少年総合センター(東京都)
    • 関連する報告書
      2013 実績報告書
  • [学会発表] 障害をもつ思春期女子の月経と月経随伴症状に関する研究2013

    • 著者名/発表者名
      津田聡子、高田哲
    • 学会等名
      日本小児神経学会
    • 発表場所
      全労済ソレイユ(大分市)
    • 関連する報告書
      2012 実施状況報告書

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公開日: 2013-05-31   更新日: 2019-07-29  

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