配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2012年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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研究成果の概要 |
曲面の写像類から写像トーラスとよばれる3次元ファイバー多様体が定まる. 写像類が擬アノソフであることと, 写像トーラスが双曲的であることは同値である. 1次元ベッチ数が1より大きな3次元ファイバー双曲多様体Mを固定するとき, 写像トーラスとしてのMの表し方は無限個ある. すなわち(位相型が同じと限らない)曲面の写像類の無限列があり, そこから得られる写像トーラスの無限列がMと同相になる. 本研究ではマジック多様体Nについて, 写像トーラスがNと同相になるような擬アノソフ写像類の全てを具体的に構成した. この結果を用いて, 3次元ファイバー双曲多様体の基本群の両側不変順序の性質を調べた.
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