研究課題
若手研究(B)
各辺高々一回の交差を許して平面に描画されたグラフを1-平面グラフ(もしくは閉曲面の1-交差埋め込み)という.我々は,これらのグラフの“埋め込み方”そのものから議論を行うことで,従来の研究結果とは一線を画すいくらかの成果を得ることに成功した.特に,オーストラリアのEades氏等との共同研究においてはローテーションが与えられたグラフに対する極大1-平面性の判定が線形時間で可能であることを証明した.また,向き付け不可能な閉曲面を三角形分割する最適1-平面グラフが存在しないことも証明した.
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