研究課題/領域番号 |
24740115
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
天文学
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
石山 智明 筑波大学, 計算科学研究センター, 研究員 (90616426)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2013年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2012年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | ダークマター / サブハロー / ダークマター検出 / 大規模シミュレーション / 銀河 |
研究成果の概要 |
大規模数値シミュレーションに基づき、最小スケールからその数百倍質量のダークマターハローの構造を調べた。最小ハローは密度プロファイルが半径の-1.5乗程度のべきに比例するが、質量が大きくなるにつれて、べきは徐々に浅くなることを明らかにした。またハローの中心集中度は、従来使われてきたハロー質量と中心集中度の関係を表す、簡素なべき関数型のフィッティング関数とは矛盾し、後者は中心集中度を過剰評価することがわかった。新たに明らかとなったハローの構造に基づいて、ダークマター対消滅による銀河系全体のガンマ線フラックスの評価を行ったところ、従来のものに比べフラックスは最大67%程度大きくなることがわかった。
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