研究課題/領域番号 |
24740134
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
天文学
|
研究機関 | 独立行政法人宇宙航空研究開発機構 |
研究代表者 |
成影 典之 独立行政法人宇宙航空研究開発機構, 宇宙科学研究所, 宇宙航空プロジェクト研究員 (50435806)
|
研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
|
配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2013年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2012年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
|
キーワード | 偏光測定 / ライマンα線 / 真空紫外線 / 多層膜コーティング / 太陽 / 彩層磁場 |
研究概要 |
太陽大気磁場を測定するための、ライマンα線用・偏光解析装置に用いる高反射率偏光ミラーの開発を行った。具体的には、溶融石英の基板にMgF2とSiO2の薄膜を蒸着するタイプの偏光ミラーを試作し、評価を行った。評価の結果、s偏光の反射率Rsは 54.8%、p偏光の反射率Rpは 0.29% であった。この時、偏光解析能力を示す指標 polarizing power P = (Rs-Rp)/(Rs+Rp) は 0.99 で、ほぼs偏光のみが取り出せる。そしてs偏光の反射率は、従来型のMgF2偏光板(Rs = 22%)の約2.5倍であった。以上より、高い偏光解析能力と高い効率を持つ偏光ミラーが完成した。
|