研究課題/領域番号 |
24740157
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
堀井 泰之 名古屋大学, 理学(系)研究科(研究院), 助教 (80616839)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2013年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2012年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | B中間子 / Belle実験 / タウ / ニュートリノ / 荷電ヒッグス |
研究成果の概要 |
Belle実験で収集したすべてのデータを用い、B→τν崩壊の解析を行った。信号と対を成して生成されるB中間子をハドロンへの崩壊で捕える手法を用い、信号の証拠を3.0σの有意度で得た。対として生成されるB中間子をレプトンを含む崩壊で捕える手法と混合し、崩壊分岐比(0.96±0.26)×10-4を得た。結果は、標準模型の値と無矛盾であった。一方、ヒッグス二重項を二つ含むタイプII模型において、荷電ヒッグス粒子に対する強い制限を得た。 B→τν崩壊の測定精度向上を目指し、新型粒子識別装置の開発を行った。装置の主要構成要素である石英輻射体の光学性能を検証した。また、複数の石英板を接着する手法を確立した。
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