研究課題
若手研究(B)
パルサー星雲は宇宙の電子陽電子加速器として知られていますが、そこから加速された電子陽電子が宇宙線として拡散していく様子はよくわかっていませんでした。高エネルギーの電子陽電子はX線を放射するので、その様子を調べるにはX線観測が最適です。本研究では地球から最も近傍に位置するパルサー星雲である「ベラパルサー星雲」をX線で観測し、パルサー周辺の複雑な構造の周囲にほぼ等方的に拡がっていく成分が存在することを明らかにしました。また、この他にも、パルサー星雲候補の発見や、ケプラーの超新星爆発を引きおこした星の金属量の推定などをおこないました。
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すべて 雑誌論文 (11件) (うち査読あり 11件、 オープンアクセス 2件) 学会発表 (12件) (うち招待講演 1件) 備考 (1件)
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