研究課題/領域番号 |
24740169
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
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研究機関 | 東京大学 (2013-2014) 慶應義塾大学 (2012) |
研究代表者 |
福嶋 健二 東京大学, 理学(系)研究科(研究院), 准教授 (60456754)
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研究協力者 |
PAWLOWSKI Jan M.
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2013年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2012年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 強い相互作用 / 強電磁場効果 / 曲がった時空 / 実時間シミュレーション / カイラル対称性の破れ / 非摂動的計算 / ダイクォーク相関 / トポロジー的ゲージ配位 / クォーク物質 / 実時間量子発展 / 強電磁場中の粒子生成 / スカラー曲率 / カイラル対称性の自発的破れ / 量子色力学 / 相転移 / 非一様凝縮相 / 強磁場 / ホログラフィック模型 / 高密度クォーク物質 / 高密度核物質 / 臨界点 |
研究成果の概要 |
極限環境下でのクォーク・グルーオン物質の性質を研究し、特に強磁場中、強重力場中のカイラル対称性の破れについて、新しいダイナミクスを発見した。強磁場中では、中性スカラー中間子中のクォーク分極が磁場と結合する可能性を指摘し、スカラー中間子の揺らぎが磁場によって増大することを実証した。また曲がった時空中ではカイラル対称性を破らないフェルミオン質量ギャップを発生させる機構を発見し、これをカイラルギャップ効果と命名した。さらに実時間シミュレーションによって、強電場中の粒子生成を解析し、確率過程量子化法での新しいシミュレーション法を提唱した。
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